ED薬に関するQ&A

EDとは何?

EDとは「勃起不全」を意味する、「Erectile Dysfunction」の略語です。
ただし、完全に勃起できなくなった状態だけを指すものではありません。

性交時に十分な勃起が得られない状態や、維持ができない状態等を含めて、満足な性交が行えない状態を指し、男性ならば多くの人に起こりうる病気です。

原因については、詳しくこちらに解説させていただいていますので、ご覧ください。

EDの原因について

ED薬を使用したら、ずっと勃起し続ける?

ED治療薬は無理矢理勃起させる薬ではありません。
勃起とその維持を助ける薬です。

通常時と同じように、性的刺激があって勃起が促されます。
逆に言えば、性的刺激がなければ勃起は起こりませんし、また、効果が切れるまで、ずっと勃起し続けるわけではありません。

ED薬を1度でも使用したら、薬無しでは勃起しなくなるのでは?

ED薬は一時的に血流を良くし、勃起とその維持を助ける薬ですので、ED薬を1度でも使用したら、薬無しでは勃起できなくなるというようなことはありません。

ストレスや、性交への不安、トラウマ、焦りなど、EDの原因が心因性のものであれば、何度かED薬を使用して性交を行うことで自信を取り戻せば、ED薬を使わずに満足のいく性交を行えることもありえます。

むしろ、ED薬を使用せず不安を抱えたまま性交を行い、失敗を繰り返すことの方が、悪化させてしまう要因になるかもしれません。

ED薬をずっと飲み続けていると、体が慣れて効きづらくなってくるのでは?

ED薬を使用することによって、耐性ができるということはありません。

もし、効きづらくなったということがあるのであれば、生活習慣病などによる勃起機能の悪化や、服用前後の食事や飲酒、寝不足や過労などが原因かもしれません。
服用方法や日頃の生活習慣には気をつけるようにしましょう。

EDは高齢者特有の病気ではないの?

若い方はEDにならないかというと、そんなことはありません。
朝勃ちもあり、通常通り勃起もするが、性交本番になると緊張から勃起しない、もしくは過去にうまくできなかったことからのトラウマといった、心理的要因によってEDが引き起こされることもあるのです。

そのような性交に関わることだけでなく、過労や睡眠不足、職場でのストレス、プライベートでの心配事などによっても、勃起しづらくなることがあります。

EDは確かに高齢者の方がなりやすくはありますが、決して高齢者特有の病気というわけではありません。
上記原因のように、誰でもが起こりうるリスクを持っています。

次回の性交に不安がありましたら、お一人で悩まれずに、一度ご相談にいらしてください。

EDは一生治らない?

例えばEDの原因が、性交への不安といった心理的な要因であれば、ED薬のサポートを受けることで何度も満足のいく性交を行い、勃起する感覚を取り戻すことや、性交への自信を得ることで、ED薬を使わずに満足のいく性交を行えることもありえます。

ただし、いきなりED薬無しでの性交は不安ということであれば、お守り代わりとして持っておき、必要な時に応じて使用されると良いでしょう。

もちろんそれだけではなく、ストレスの解消や睡眠をしっかり取ること、バランスの良い食生活や適度な運動をする等、そういった日常生活の見直しも、EDの改善に非常に重要です。

また、場合によっては心療内科の受診も重要になることもあります。

なお、当院ではED薬に頼らず性交を行えるようになりたいという方向けに、医師監修のサプリメントを開発しております。
詳しい内容はこちらに記載させていただいていますので、ご参考になさってください。

Aesir & Vanir >

ED薬1錠では効かなかった。2錠飲んでもいい?

ED薬は必ず定められた容量だけを内服してください。
過剰に内服されると効果が出るどころか、副作用が強く出てしまうかもしれません。
必ず1錠までの服用としてください。

ED薬を服用して妊娠した場合、胎児に影響はある?

ED薬はあくまで、体の血管を拡張させ、血液の巡りを良くすることで勃起を補助する薬です。
そのため、精子数が減ったり、奇形精子率が上がるといったことはありませんので、特に悪影響を及ぼすことはありません。ご安心ください。

ED薬は催淫剤、興奮剤のような効果はある?

ED薬には性的興奮を促すような効果はありません。
そのため、服用したからといって性欲が起こる、性交がしたくなるというわけではありません。

勃起に関しても通常時と同じように、性的刺激があって勃起が促されるので、性的刺激がなければ勃起することもありません。

ED薬を飲んで性行為を行わなかったら、何か問題はある?

特に問題はありません。
ED薬の効果は時間の経過とともに消失し、薬を飲む前の状態に戻ります。

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年始は1月3日(金)より平常通り診療いたします。

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