アフターピル(緊急避妊薬)

モーニングアフターピル(緊急避妊薬)とは

性行為後、72時間以内にモーニングアフターピルを服用することで妊娠率を抑えるお薬となります。

モーニングアフターピル(緊急避妊薬)を、性交後72時間以内に服用した際の妊娠率は1.59%です。

行為から服用までの時間が短ければ短いほど避妊の確率は高くなります。

 

モーニングアフターピルの不安にお答えします

Qモーニングアフターピル(緊急避妊薬)で避妊ができる仕組みを教えて下さい。


A医学的な内容になりますが、モーニングアフターピルを服用すると排卵が抑えられます。

卵子がなければ受精することもないので、妊娠することもありません。

もし既に排卵されていた場合でも、モーニングアフターピルには受精や受精卵の着床を防ぐ効果があります。

着床が出来なければ妊娠することもありません。

この「排卵を抑制すること」と「着床できないようにすること」がモーニングアフターピルで避妊ができる仕組みです。

この仕組みが、モーニングアフターピルを早く飲めば飲むほど避妊率が高くなる理由でもあるのです。

可能であれば排卵が行われる前に、遅くとも着床する前にモーニングアフターピルを飲んでおくと避妊率が高まりますのでご安心頂けます。

 

Qモーニングアフターピル(緊急避妊薬)の飲み方を教えて下さい。


Aモーニングアフターピルは1回に1錠を服用してください。

飲むタイミングもいつでも大丈夫なので、出来るだけ早く服用するようにしましょう。

 

Qどうすれば避妊に成功したか分かりますか?


A次の生理が来れば避妊に成功となります。

次の生理は本来の予定から7日以内に来ることが一般的です。また、内服後7日ほどで生理のような出血(消退出血)が起こることもあります。

生理予定から7日、または内服後3週間経過しても出血がない場合は、避妊に失敗している可能性があるため、妊娠検査することをおすすめいたします。

 

Q副作用について教えてください。


A一般的にモーニングアフターピルを服用すると、吐き気や頭痛、不正出血などの副作用があると言われています。

当院では1回服用するタイプのモーニングアフターピルを処方しております。 1回服用するタイプは従来のモーニングアフターピルに比べ副作用が少なく、避妊率も高いものとなっております。

 

Qモーニングアフターピルを内服したあとにまた避妊に失敗してしまいました。もう一度モーニングアフターピルを処方してもらえますか?


Aモーニングアフターピルを内服してから、次の生理が来るまでの間に再度内服することは可能です。

しかし、ホルモンバランスや生理周期が乱れる可能性があるため注意が必要です。 また、服用から12時間以内に再度避妊に失敗した場合は、モーニングアフターピルの効果が続いているため、再度服用する必要はありません。

モーニングアフターピルは緊急避妊薬です。何度も服用する必要がないようにしっかりと避妊しましょう。

 

Qモーニングアフターピルを服用したら何か後遺症は残りますか?


Aご安心ください。後遺症が残ることや不妊症になることは極めて少ないです。

 

Q万が一、モーニングアフターピルを服用した上で妊娠してしまった場合、赤ちゃんに影響はありませんか?


A最終生理から27日頃までの薬は、赤ちゃんに影響を与える時期の服用ではありません。

但し、妊娠初期、中期に服用すると胎児に影響が起こることがありますので、注意が必要です。

 

大切なのは安心感

望まない妊娠という、女性にとっての大きなリスクを回避する最後の手段がモーニングアフターピルです。

早く飲めば飲むほど効果が高まることも実証されておりますので、あおぞらクリニックでは「処方までのスピード」と「安全性」を重視しております。

あなたのお体のために一刻も早く服用しましょう。

国内臨床試験*1

国内第Ⅲ相臨床試験において、性交後72時間以内に本剤1.5mgを1回経口投与した結果、解析対象例63例のうち、妊娠例は1例で、妊娠阻止率※は81.0%であった。

※妊娠阻止率:月経周期日ごとの妊娠確率から求めた妊娠予定数を用いて算出した値(妊娠の危険が高い人を阻止した率)
避妊率:アフターピルを飲んで妊娠しなかった人の割合

海外臨床試験*2

海外臨床試験において、性交後72時間以内に他のレボノルゲストレル製剤1.5mgを1回経口投与した際の妊娠率および妊娠阻止率は以下のように報告されている。

 
投与日 妊娠率 (妊娠例数/評価症例数) 妊娠阻止率
性交後1〜3日 (0〜72時間) 1.34% (16/1198) 84%

*1参考文献:あすか製薬株式会社
社内資料(国内第Ⅲ相臨床試験成績)
*2参考文献:あすか製薬株式会社
Hertzen, H. et al. : Lancet, 360 : 1803, 2002

 

アフターピルをお渡しするまでの流れ

1予約不要

診療時間中にお越しください。
男性と二人でお越しになる時は、男性と女性に
分かれて待合室でお座りいただきます。

2来院

新橋院では、女性受付(部屋番号339)にお越しください。
男性の患者様とは顔を合わせることは無いのでご安心下さい。

3問診票への記入

問診票へのご記入をお願いします。

4医師との問診

診察室にて医師による問診を行います。
お話させていただく内容は
・モーニングアフターピル(緊急避妊薬)のご説明
・モーニングアフターピル(緊急避妊薬)の注意点
・副作用
・現在内服なさっているお薬やアレルギーに関するご確認
といった内容です。
口頭での問診のみで、お洋服を脱いで頂くことはございませんのでご安心下さい。

5アフターピルの処方

診察後すぐにモーニングアフターピルを処方致します。
その際お水をお渡し致しますので、診察室でモーニングアフターピルを服用頂けます。
避妊率を少しでも上げるため、早めにモーニングアフターピルを服用しましょう。

6会計

保険証の提示はございませんのでご安心下さい。
診察の前に会計をさせていただき、診察終了後そのままお帰りいただくことになります。
現金、クレジットカード、電子マネー、ビットコインでのお支払が可能です。

 

アフターピルの料金(自費診療)

料金
国産先発品16,500円(税込)
国産後発品15,400円(税込)

※1錠入っており、1錠服用で1回分となります。
※上記金額には問診料・診察料も含まれております。

参考
あすか製薬 緊急避妊薬 >
富士製薬 緊急避妊薬 >

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