EDの4つの原因と治療について

EDとは「Erectile Dysfunction」の略語で、勃起不全、勃起障害と日本語で訳されます。

つまり、性交時に十分な勃起が得られない、あるいは十分な勃起の状態を維持できない。そういった状態のことをEDと言います。

ただし、EDと一口に言っても、感じる症状は人それぞれです。

例えば、性欲はあるし、興奮もするが勃起はしない。勃起はしても十分な硬さはない。持続しない。たまに勃起しないことがある等、男性ならば多くの人に起こりうる病気なのがEDです。

では、何故EDが起こるのか。理由は様々です。
それというのも、勃起は神経・血管・心理的要因が折り重なった上で至ります。

それぞれに問題がある場合はもちろんのこと、どれかに問題があっただけでもEDになるリスクはあるのです。

以下の4つの原因を見てみましょう。

原因①:神経の障害

通常は性的刺激を受けると、神経を伝達して勃起の信号が送られます。

そのため、神経に障害を受けると、勃起の信号が陰茎まで届かずにEDの原因となります。

神経が障害される病気は、脳出血や脊髄損傷、てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー病、糖尿病の合併症の1つである糖尿病性神経障害などが挙げられます。

原因②:血管の障害

性的刺激を受け、陰茎に勃起の信号が送られた後、陰茎海綿体に血液が流れ込み、膨張して硬くなります。

そのため、血管の働きが何らかの原因によって妨げられると、勃起せずEDの原因となります。

このパターンで最も多いのは、加齢による動脈硬化です。

それ以外にも、動脈硬化の原因となる、糖尿病や高血圧、高脂血症といった血液循環に関連する生活習慣病を有する方は、EDになるリスクが高くなります。

原因③:心理的要因

心理的要因によるEDは2種類あり、1つ目は精神的、日常的なストレスや、性交がうまくいかなかった時のトラウマなどによる、自分自身が自覚している現実心因と呼ばれるもので、今日こそはうまくやらなければといったプレッシャーや、また失敗するかもしれないといった、性交に直接関わるものだけでなく、心配事や、仕事でのストレス、経済的困窮など、日常生活や些細なことでのストレスでも、EDの原因になりえます。

2つ目は深層心因と呼ばれるもので、幼い頃のトラウマなどで、自分自身で自覚していない無意識下でのストレスです。
いずれも性的興奮がうまく陰茎まで伝わらないために、EDの原因となることがあります。

ED薬でEDが改善されるとメンタル面も良くなったりしますが、改善が無い場合は、心療内科の受診をお勧めします。

原因④:服用している薬剤

上記3点の他にも、服用している薬剤が原因で、EDになるリスクが高まる場合もあります。
降圧剤や、抗うつ剤、精神安定剤、向精神薬、睡眠薬等を服用されている場合には、薬の副作用により、EDになる可能性もあります。

ただし、EDという副作用を気にすることで、自己判断による休薬、薬の変更などは、ご自身の状態を悪化させる可能性があります。
決して自己判断はせず、必ず主治医に相談されるようにしてください。

EDの原因は1つだけでない可能性が多い

ここまでEDの原因となりうるものを説明してきましたが、実際にはいずれかが原因でEDになったというよりは、複数の原因が重なって起こることが多いです。
※例えば、仕事でのストレス、疲労、加齢による動脈硬化、降圧剤の服用。これらの原因が合わさってEDになった等。

当院でもED薬を取り扱っております。
また、ED外来は医師・受付ともに男性が対応させていただきますので、今まで受診をためらっていた方も、お気軽にご相談ください。

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【新規検査のお知らせ】
4月16日(火)より、一般健診用採血検査腫瘍マーカー検査を開始いたします。
詳細は各リンク先よりご確認をお願い致します。

【結果判明時間について】
4月1日より、後半診療の淋菌クラミジアの精密検査TMA法は従来翌日中だったのが翌日昼12時までに結果判明となります。

【ご来院に際してのお願い】
咳症状がある方につきましては、他の患者様にも考慮し、マスクの着用をお願いしております。
お持ちでない場合は、受付の際にお申し出ください。

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