複数のパートナーがいて、性病への感染の可能性が心配という方へ

複数パートナーの方の性感染症検査

──自分も、パートナーも守るために──

複数のパートナーがいる方へ

複数のパートナーがいる方へ

恋愛や人間関係の形が多様化している現代において、複数のパートナーを持つことは自然な選択のひとつであり、珍しいことではありません。しかし、場合によっては性感染症(STI)のリスクが高まるということもあります。自分の体と大切な方々を守るために、一歩踏み出してみませんか?

ここでは、複数のパートナーを持つ方々が、前向きに検査をご検討いただけるように、知っておきたい基礎知識やおすすめの検査についてわかりやすく説明していきます。

自覚症状がなくても感染していることがあります

性感染症(STI)の多くは、見た目や感覚だけで感染の有無を判断することが難しく、「痛みや違和感が出ないまま数週間〜数年経ってから問題が起きる」というケースも少なくありません。
自分が感染源になってしまうことを防ぐためにも、定期的な検査で確認することが大切です。

尿道の違和感はメッセージ

「関係を持ったあとに不安になる」 それはごく自然なこと

避妊をしていたとしても、「相手が他の人とも関係を持っているかもしれない」、「行為後、何となく違和感があるかもしれない」という不安を感じることはよくあることです。

大切なことは「感染しないようにすること」のほかに、「早めに気づくこと」です。

性感染症の検査は恥ずかしいものではなく、健康管理の一部です。定期的な検査を習慣にすることで、自分もパートナーも守ることができます。

尿道の違和感はメッセージ

複数パートナーの方におすすめの検査

検査項目 採取物 検査内容
性器検査 尿・膣分泌物 クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ
咽頭検査 うがい液 咽頭クラミジア・咽頭淋菌・咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマ
血液検査 血液 HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎
ウイルス検査 皮膚擦過物 HPV・ヘルペス

定期的な検査の目安

頻度 理由
1か月に1回 クラミジア・淋菌など。感染者数が多く、合併症を防ぐため。
3か月に1回 HIV・梅毒など。ウインドウピリオド(感染症に感染してから、検査で陽性と判定されるまでの期間)が長いため。
新規のパートナーができた前後 感染拡大防止とパートナーへの思いやり。
尿道の違和感はメッセージ

よくある質問(Q&A)

Q:パートナーが複数いることを話しずらいです。

→ 必要事項以外は、無理にお答えいただかなくても大丈夫です。
どのような場合でも、医師やスタッフはさまざまなケースに慣れており、偏見なく対応致します。

Q:一度の検査で全部わかりますか?

→ 性行為の内容によって感染部位が異なります。性器+咽頭+血液検査を組み合わせることで、より正確に把握できます。

Q:誰かに知られることはありますか?

→ 匿名で検査、WEBでの結果確認が可能です。第三者に知られる心配はありません。

Q:検査での痛みはありますか?

→ 性器や咽頭の検査はほとんど痛みがないです。採血も短時間で終わり、負担は最小限に抑えられております。

Q:治療はすぐにできますか?

→ 検査で陽性の場合や医師の判断で、すぐに治療が開始できます。遠方の場合は、オンライン診療もご活用ください。

Q:複数回の検査が必要な場合もありますか?

→ HIVや梅毒などウインドウピリオド(感染症に感染してから、検査で陽性と判定されるまでの期間)が長い感染症では、初回検査で陰性でも、4週間以上経過後に再検査が推奨されることがあります。

Q:性行為の種類によって検査項目を変えた方がいいですか?

→ はい。膣・尿・咽頭・肛門など部位によって感染リスクは異なります。複数箇所の検査でより正確に把握できます。

Q:検査費用はどれくらいかかりますか?

→ 当院は自由診療です。1検査あたり8,800円〜で受けることができます。
また、複数検査を同時に受ける場合は、「おまとめ検査」プランのご利用で1検査あたりの費用を抑えることが可能です。
たとえば、4項目以上を同時に受けると、8,800円の検査が1項目あたり5,500円になります。

感染を「広げない」「持ち込まない」ために

複数のパートナーがいることは、現代社会では珍しいことではありません。その中で、自分の体を管理することが「誠実さ」に直結します。

  • 検査を受ける=パートナーへの思いやり
  • 感染を防ぐ=自分の未来を守る

少しの勇気で、日常生活での不安を取り除き、安心と健康を手に入れることができます。
性感染症は“誰でもなりうること”。大切なのは、感染の可能性に気がついたときにどう行動するかです。

自分の未来と大切な人の健康のために、ぜひ前向きに検査を検討してください。

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当院は予約不要ですが、お電話や事前問合せも承っております。
※性感染症に関する一般的なご質問やご相談につきましては、お答えできません。

オンライン診療対応:遠方・多忙な方でもご利用可能です。
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住所:東京都港区新橋2丁目16-1 ニュー新橋ビル3階 330(男性)/339(女性)

TEL:03-3506-8880

営業時間:平日 11:00〜14:30/16:00〜20:00 土日祝 9:30〜13:30/14:30〜18:00
※淋病の点滴治療は、前半診療・後半診療ともに受付終了の30分前までとなります。
※奇数月の第2日曜日は休診

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