性器以外の性行為でも感染?口・のどの接触でうつる性感染症とは

のどの性感染症について

― “のどが原因で再発” を防ぐために知ってほしい大切なこと ―

原因はのどかも

「性器同士の接触がなければ感染しないんでしょ?」
このように考えている方は、非常に多いです。

しかし、性感染症の中には “口での接触(オーラル)だけでうつるもの” があります。
クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマさらには 梅毒 まで――。
いずれも、感染に気づかないうちに広がってしまうことがあります。

最近では、のど(咽頭)に感染するケースが増えており、
性器ではなく、実は「のどが感染源だった」ということも多く報告されています。

「性器は問題なかったのに、なんで症状が続くんだろう…?」
「治療後すぐにまた陽性になった…もしかして再感染…?」

そうした“原因のわからないトラブル”の陰に、のどの感染が隠れていることがあるのです。

自覚症状がなくても不妊の原因に

のどで感染する主な性感染症について

● 咽頭クラミジア

のどの違和感・軽い痛みなどが現れることもありますが、ほとんどが無症状。

● 咽頭淋菌(淋病)

のどの痛みや発熱を伴うことがありますが、風邪と間違えられやすい感染症です。症状が出ないことも多いです。
特に近年は 抗生剤が効きにくい耐性菌が増えているため、早期発見が非常に重要です。

● 梅毒

キスでも感染する可能性があり、初期は見た目の変化が目立ちにくいため、のどや口の中の違和感だけで終わってしまうことがあります。
そのまま放置すると全身へ広がっていきます。そのため、自分は性器から感染したとしてもキスで相手にうつす可能性があります。

● 咽頭マイコプラズマ/咽頭ウレアプラズマ

オーラルセックスでの感染が多く、PCR検査をしなければ発見が難しいタイプの細菌です。
咳やのどの違和感程度で済む一方、無症状も多いことが特徴です。

どうして「のどの検査」がそんなに大事なの?

「性器の検査だけでは、のどの感染がわからない」
そのため、次のようなトラブルが起きがちです。

  • 自覚症状がない状態で感染が広がる
  • 性器検査は陰性のため、原因が見つからない
  • パートナー同士で“陽性→陰性→再び陽性”を繰り返す(ピンポン感染)

実際に、
「性器の検査では陰性だったのに、のどが陽性だった」
「治療したはずだが、すぐに症状が再発してしまった。のどを検査したら原因がわかった」
というケースは、とても多く見受けられます。

治療したのに再発

のどの検査をおすすめしたい方

  • オーラルセックス・ディープキスなどの接触があった
  • のどの痛み・違和感・乾燥感が続いている
  • 性器の検査は問題ないが、症状だけ続いている
  • 治療しても再発を繰り返す
  • パートナーの感染が判明した

のど性感染症を放置するとどうなる?

  • 性器や直腸への感染(のど→性器、肛門)
  • パートナーへの繰り返しの感染
  • 淋菌、マイコプラズマなど、耐性菌による治療の長期化
  • 妊娠・出産を控えている方の場合、将来への影響も

特に淋菌の薬剤耐性は、世界中で問題視されており、
適切な検査と早期治療が不可欠になっています。

原因はのどかも

当院で受けられるおすすめ検査セット

のど2項目セット(2項目)

検査項目:のど(クラミジア、淋病)

検査可能時期:感染機会から24時間以上経過

17,600円(税込)
※1検査当たり8,800円

基本セットA(4項目)

検査項目:性器(クラミジア、淋病)、のど(クラミジア、淋病)

検査可能時期:感染機会から24時間以上経過

22,000円(税込)
※1検査当たり5,500円

基本セットB(6項目)

検査項目:HIV、梅毒、性器(クラミジア、淋病)、のど(クラミジア、淋病)

検査可能時期:感染機会から4週間以上経過

33,000円(税込)
※1検査当たり5,500円

のどフルセット(4項目)

検査項目:のど(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ)

検査可能時期:感染機会から24時間以上経過

22,000円(税込)
※1検査当たり5,500円

コンプリートセット(20項目)

検査項目:HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス抗体、性器(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナス、一般細菌)、のど(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ)、皮膚(カンジダ、一般細菌)、男性皮膚・女性膣分泌液(HPV高リスク、HPV低リスク)

検査可能時期:感染機会から35日以上経過

82,500円(税込)
※1検査当たり4,125円

ブライダルセット(16項目)

検査項目:HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス抗体、性器(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナス、一般細菌)、のど(クラミジア、淋病)、男性皮膚・女性膣分泌液(HPV高リスク、HPV低リスク)

検査可能時期:感染機会から3か月以上経過

66,000円(税込)
※1検査当たり4,125円

プライバシーに配慮した受診環境

  • 男女別の待合室
  • 呼出番号制による名前を呼ばない配慮
  • 匿名検査・保険証不要
  • 結果はスマホで確認

来院から結果確認まで、異性の患者様と顔を合わせることはありません。
安心して受けていただける環境づくりを徹底しています。

医師からのメッセージ

のどの性感染症は、“気づかないまま感染している人が多い” ことが最大の問題です。

風邪と違って、咽頭クラミジアや咽頭淋菌は 自然治癒しません。
パートナーの健康、そして将来の妊娠・出産を考えたとき、
のどを含めた部位ごとのチェックはとても大切です。

治療しても症状が続く、
性器は陰性だが、感染を繰り返してしまう――
これらに該当する場合は、是非のどの検査をご検討してみてください。

のどの感染を見逃さないで

“のどの検査”を、新しい常識に

「風邪かと思っていたら、実は咽頭クラミジア他だった」
そんな患者さんを、これまでたくさん診てきました。

性感染症は性器だけの病気ではありません。
むしろ、のどの方が知らないうちに広がってしまう可能性が高いのです。

より早く、より確実に、自分と大切な人を守るために、
のどの検査を“当たり前の選択肢” として取り入れることが、とても大切です。

原因はのどかも


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※性感染症に関する一般的なご質問やご相談につきましては、お答えできません。

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TEL:03-3506-8880

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※淋病の点滴治療は、前半診療・後半診療ともに受付終了の30分前までとなります。
※奇数月の第2日曜日は休診

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