20代・30代女性のための「はじめての性病検査」

──20代・30代のための“やさしい性病検査ガイド”──

結婚・出産の前に安心を

あなた自身とパートナーを守るための一歩

「性器の違和感が気になるけど、病院に行くのは怖い…」
「もし感染していたらどうしよう…」

そんな不安を抱えている方は少なくありません。性に関する健康の悩みは、誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまうことも多いです。 しかし、少しの勇気で検査を受けることにより、あなた自身の健康だけでなく、パートナーや将来の健康にもつながります。

ここでは、検査を勧める理由や検査内容についてわかりやすく説明していきますので、初めて性病検査を考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんを守るために

なぜ性病検査が必要なのか?

① 症状が出ないまま進行することが多い

女性の場合
症状がほとんどない性病も多いため「生理前だからかな」「疲れているだけかな」と思い、見落としてしまうことも多いです。
放置すると子宮や卵管に炎症を起こし、不妊や子宮外妊娠の原因になることがあるので、少しでも違和感を感じたら、早めに確認しておくことが大切です。

男性の場合
症状が出ないことも多いですが、排尿時の軽い痛みや尿道の透明な分泌物などが初期症状として現れることがあります。早期に検査を受けることで、将来の不妊や慢性尿道炎、パートナーへの感染予防にもつながります。

② 若い世代ほど感染率が高い

国内において、クラミジアが最も多い性感染症ですが、20代の報告数が増えてきております。
特に20歳から24歳の報告数が非常に多く、若年層による性の知識不足や、不特定多数の性行為により拡大していると考えられています。

③ 女性の身体は感染に気づきにくい

女性は男性に比べて症状が出にくく、膣分泌液やおりものの変化を見逃すことが少なくありません。軽い違和感や少量の膿、かゆみなどを放置すると、慢性化して不妊や流産の原因になる場合もあります。男性も軽症の場合は気づかないことも多いため、パートナーと共に検査を受けることも大切です。

日常生活の中で気づけるサイン

  • おりものや尿の量・色・匂いの変化
  • 軽いかゆみや灼熱感
  • 下腹部の軽い痛みや違和感
  • 性交時の軽い痛み
  • 皮膚や外陰部の発疹、潰瘍

どれも「軽い症状」と思われがちですが、性病感染のサインであるかもしれません。

赤ちゃんを守るために

性病検査で確認できる主な感染症

感染症名 主な感染部位 自覚症状 放置リスク
クラミジア 子宮頸管・膣・咽頭・尿道 女性:軽いおりもの増加
男性:排尿時痛
不妊・卵管炎・骨盤内炎症・慢性尿道炎
淋病 子宮頸管・膣・咽頭・尿道 女性:おりもの増加
男性:膿の分泌
骨盤内炎症・不妊
マイコプラズマ
ウレアプラズマ
膣・子宮頸管・尿道 軽度炎症 慢性骨盤炎・流産・尿道炎
HIV 血液・粘膜 初期は発熱程度 免疫低下
梅毒 外陰部・全身 発疹・潰瘍 胎児感染リスク
HPV 子宮頸部 ほぼ無症状 子宮頸がん
カンジダ 膣内 かゆみ・白いおりもの 再発・炎症

初めての方におすすめの検査セット

基本セットA(4項目)

検査項目:性器(クラミジア、淋病)、のど(クラミジア、淋病)

検査可能時期:感染機会から24時間以上経過

22,000円(税込)
※1検査当たり5,500円

基本セットB(6項目)

検査項目:HIV、梅毒、性器(クラミジア、淋病)、のど(クラミジア、淋病)

検査可能時期:感染機会から4週間以上経過

33,000円(税込)
※1検査当たり5,500円

性器フルセット(7項目)

検査項目:性器(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナス、一般細菌)

検査可能時期:感染機会から24時間以上経過

38,500円(税込)
※1検査当たり5,500円

のどフルセット(4項目)

検査項目:のど(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ)

検査可能時期:感染機会から24時間以上経過

22,000円(税込)
※1検査当たり5,500円

コンプリートセット(20項目)

検査項目:HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス抗体、性器(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナス、一般細菌)、のど(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ)、皮膚(カンジダ、一般細菌)、男性皮膚・女性膣分泌液(HPV高リスク、HPV低リスク)

検査可能時期:感染機会から35日以上経過

82,500円(税込)
※1検査当たり4,125円

ブライダルセット(16項目)

検査項目:HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス抗体、性器(クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナス、一般細菌)、のど(クラミジア、淋病)、男性皮膚・女性膣分泌液(HPV高リスク、HPV低リスク)

検査可能時期:感染機会から3か月以上経過

66,000円(税込)
※1検査当たり4,125円

医師のカウンセリングで、ライフスタイルやリスクに応じた最適なプランを提案致します。

よくある質問(Q&A)

初めてでも恥ずかしくない?

男女別々の待合室で対応しています。異性の患者様同士が顔を合わせることはありません。

男性でも受けられる?

男女別の待合室があり、男女問わず安心して受診できます。

費用はどのくらい?

検査1項目当たり8,800円(税込)からのご案内です。
検査が4項目以上になると、1項目当たり5,500円(税込)からとなります。
保険証は不要です。

生理中でも検査できる?

膣の検査のご案内は不可です。その他は、基本的にご案内可能です。

陽性だった場合は?

必要に応じてすぐ対応しますので、再度ご来院ください。

パートナーと一緒に受けられる?

はい。検査結果を共有することで、安心して関係を続けられます。

受診のタイミングは?

直近の行為から24時間以上経過していれば、ご案内可能な検査がありますが、感染症により適切な時期は異なります。

日常生活で注意することは?

性行為ではコンドーム使用を推奨。検査後も定期的な確認が安心につながります。

検査は痛いですか?

採尿は排尿のみ、咽頭の検査はうがいで行うので、痛みはありません。膣や肛門の検査は軽い違和感程度で、採血も少しチクっとする程度です。

自宅でできる簡易検査と何が違う?

当院では尿・血液・膣・咽頭など多くの部位をまとめて精密検査できます。簡易検査では一部しか確認できません。

性病検査は“自分を守る行動”

性感染症の検査は怖いことでも恥ずかしいことでもありません。自分の健康を守り、パートナーや将来の安心につながる前向きな行動です。

知らないまま放置することが本当のリスクであり、軽度でも早期に発見すれば、簡単な治療で完治することがほとんどです。

小さな一歩が未来を守る。性病検査は「誰かのため」ではなく、あなた自身を大切にするための選択です。今日の小さな一歩が、未来のあなたが「検査しておいてよかった」と思える日につながります。

結婚・出産の前に安心を

当院は予約不要ですが、お電話や事前問合せも承っております。
※性感染症に関する一般的なご質問やご相談につきましては、お答えできません。

オンライン診療対応:遠方・多忙な方でもご利用可能です。
オンライン診療はこちら

住所:東京都港区新橋2丁目16-1 ニュー新橋ビル3階 330(男性)/339(女性)

TEL:03-3506-8880

営業時間:平日 11:00〜14:30/16:00〜20:00 土日祝 9:30〜13:30/14:30〜18:00
※淋病の点滴治療は、前半診療・後半診療ともに受付終了の30分前までとなります。
※奇数月の第2日曜日は休診

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