梅毒の末期症状

梅毒は感染すると、全身に様々な症状を引き起こし、有効な抗生物質であるペニシリンが発見されるまでは、感染力も強く、感染したらほぼ死に至るような恐ろしい病気でした。 現在は、早期の薬物治療により完治が可能です。 ただし、検査や治療が遅れたり、治療せずに放置していたりすると、日常生活が出来ないほどの症状を引き起こすことがあります。

梅毒は第1期から第4期までステージがあり、第1期は感染後から概ね3週間後から3ヶ月の間に症状が現れる時期、第2期は感染後から概ね3ヶ月以上経過した時期、第3期は概ね3年〜10年以上経過している状態で、第4期は概ね10年以上経過している状態です。

ここでは、その中でも第4期梅毒=末期症状について解説します。

第4期梅毒には、梅毒に感染してから10〜30年後に進行すると言われています。 第4期まで進行した場合、多くの器官系に影響を与えます。 心臓や脳、血管や神経に至るまでです。 心血管系梅毒、神経梅毒といった重篤な症状に進行します。梅毒の症状について

心血管梅毒

心血管梅毒とは、梅毒細菌による心臓及び関連血管の感染症を指します。
引き起こされる可能性のある症状としては

・心臓に血液を供給する血管(冠状動脈)の狭窄
・心臓弁の損傷
・大動脈瘤の形成(治療をせず放置したままでいると、大動脈破裂を引き起こす可能性もあります。)

などが上げられます。 これらにより、心不全や心臓発作などに繋がり、死に至る可能性があります。

神経梅毒

神経梅毒は第2期梅毒でも引き起こされることがあり、髄膜炎や眼症状などの脳神経症状は早期神経梅毒とされ、第4期で引き起こす可能性のある神経梅毒とは区別されます。 第4期での神経梅毒は、主に脳実質(大脳、小脳、脳幹、脊髄)に病変をきたし、進行麻痺、脊髄癆(せきずいろう)といった症状を引き起こす原因となります。

進行麻痺

梅毒による精神神経障害です。 脳実質が広く冒され、頭痛や発音の不明瞭、痴呆を主症状とします。また、記憶障害や思考力の低下、妄想などの症状も進み、末期になると全身麻痺にまで至るとも言われています。

脊髄癆(せきずいろう)

梅毒に起因する中枢神経系統の慢性疾患です。 脊髄の病変が徐々に進行し、体の痛み、瞳孔異常、歩行障害や感覚障害、排尿障害をきたします。

第4期梅毒まで進行すると、日常生活に支障をきたし、死に至るような、非常に深刻な症状を引き起こします。
梅毒は初期段階であれば、治療を行えば症状はなくなりますが、第4期まで進行してしまった場合、治療を行っても、脳や大動脈などの臓器にすでに生じた損傷を、元に戻すことはできません。

現在は医療の発展により、比較的早期での梅毒の発見・治療を開始できるようになっており、第4期まで進行が進むことはほとんどありませんが、症状の出ない「無症候性梅毒」の状態のまま、長年に渡って感染に気付かないというケースもありますので、注意が必要です。

気になる症状が見られた場合はもちろんのこと、症状がなかったとしても、不安な行為があった際には検査されることをご検討ください。

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