性感染症とは何ですか?
性的な接触によって感染する感染症のことです。
性病と性感染症は同じ意味ですか?
最近では性病と性感染症は同じ意味として使われております。
昭和23年に制定された性病の治療や予防、公衆衛生の向上を目的とした,性病予防法での性病とは、梅毒、淋病、軟性下疳及び鼠蹊リンパ肉芽腫症となっておりました。
性感染症の種類にはどんなものがありますか?
クラミジア、淋病、マイコプラズマ(肺炎になるマイコプラズマとは異なる)、ウレアプラズマ、トリコモナス、梅毒、HIV、HPVなど。
オーラルセックスでも性病に感染しますか?
感染します。
咽頭(のど)へ感染するものとして、梅毒のほか、淋病、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマや、まれですがHIVに感染することもあります。
咽頭から性器などへ感染させるものとしては、梅毒のほか、淋病、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス一般細菌などや、まれですがHIVに感染することもあります。
コンドームを使っても感染することはありますか?
コンドームは感染予防に非常に有効な手段です。
ただし、コンドームが被っていない部分へのヘルペスなどの感染や、事故でコンドームに穴が開いていたなどには気をつけてください。
また、コンドームをしないでオーラルセックスを受けることも多いようなので、コンドームはつけるようにしてください。
性感染症の潜伏期間はどれくらいですか?
そもそも潜伏期間とは、感染してから症状が出るまでの期間のことを言いますが、症状が出ない場合もあり、潜伏期間は一般にはあてになりません。
教科書的には、クラミアは1週間から3週間、淋病は2日から7日、などと言われておりますが、これも人それぞれです。
性感染症は自然に治ることがありますか?
原則として自然に治るものではありません。
例えば梅毒でしこりなどの症状があっても、時間が経過して症状が消えることがあります。
しかしながらこの時も梅毒は血液の中に入ってずっと存在しています。
必ず医療機関での診療をお勧めします。
性感染症にかかると不妊になることはありますか?
クラミジアや淋病などに長期にわたってかかっている状態が続くと、不妊になりやすくなると考えられます。
男性と女性では感染しやすさに違いはありますか?
日本でのデータでは、淋病、梅毒、尖形コンジローマは男性に多く、クラミジアとヘルペスは女性に多かったです。
しかしながら令和に入ってからクラミジアは男性と女性の数は逆転し、男性の方が多くなっています。
参考サイトです。(厚生労働省)
【検査結果判明日について】
あおぞらクリニックでは、当院併設の登録衛生検査所「あおぞら検査センター」にて、簡易キットではなく即日精密検査ができるので、クラミジア・淋病はもちろん、HIV NAT、マイコプラズマ・ウレアプラズマの精密検査を東京都内最速レベルでお知らせすることができます。GW中もフル稼働で検査・治療できます。
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【新橋院休診日のお知らせ】
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現在、お電話では当院の受診に関する内容や受診された方の検査結果の確認のみ対応させて頂いております。
性感染症に関する一般的なご質問やご相談につきましては、お答えできませんのでご了承ください。
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