HIVと梅毒

HIVと梅毒

HIVや梅毒の感染経路は、性行為によるものが最も多いです。

血液や精液、膣分泌物に含まれている病原体を含んだ体液が、性行為時に性器や肛門、口などの粘膜や傷口などに直接触れると、感染の可能性が出てきます。

空気感染はもちろん、日常生活の中で感染する可能性は限りなくゼロに近いといえますので、むやみに怖がらず、正しい知識や理解を持つことが大切です。

重複感染

まず、HIVに感染していると梅毒の感染リスクが高くなり、同様に梅毒に感染しているとHIVの感染リスクが高くなるとされています。

HIVと梅毒の両方に感染(重複感染)していることは、珍しいことではなく、特に梅毒によって性器に潰瘍性の病変(深い傷)がある場合は、感染確率が上昇します。

しかしながら、梅毒は初期症状が出ない(無症候性梅毒)ということもあるので、感染に気づかないまま新たに性行為をしてしまい、重複感染のリスクを上げてしまうということがあります。

また、クラミジアやヘルペスなどの他の性感染症に感染していると、粘膜組織が弱ってしまうため、HIVや梅毒の感染リスクは数段高まります。HIV・梅毒と他の性感染症も重複感染が多いのです。

MSM

男性間性交渉者(以下、MSM)における、HIVと梅毒の重複感染の増加は、日本だけでなく世界中で問題となっています。

HIV感染があったMSMは、HIV感染がないMSMと比べて、梅毒に感染する確率が約5倍程度あるという研究結果が出ています。

さらに、MSMにおけるHIVと梅毒の重複感染の際、症状が現れない梅毒(無症候性梅毒)と診断されることも多いです。

そのため、HIV感染の疑いがあるMSMに対しては、梅毒の検査も行うことを推奨しています。

梅毒の再感染

梅毒は一度、感染→治療→治癒したとしても、再び感染する可能性があります。

感染した人の血液中には一定の抗体がありますが、再感染の予防ができるわけではありません。

そのため、一度治癒したからといって安心して良いわけではなく、しっかりとした予防をして、HIVをはじめとする他の性感染症の重複感染に、十分気をつけなければいけません。

感染予防

感染部位と粘膜・皮膚が直接接触をしないように、コンドームを正しく使用することがとても重要です。

ただし、コンドームが覆えない部分の皮膚などでも感染する可能性があります。
コンドームの使用が100%の予防ということにはならないので、身体に異常を感じた場合は性的な接触を控え、早めに医療機関を受診しましょう。

最後に

HIV・梅毒の早期発見・早期治療は、性感染症の感染拡大防止に繋がります。

HIVに感染している、または感染している可能性がある場合は、梅毒検査を併せて受けることを積極的に検討しましょう(その逆も同様です)。
そうでない場合でも、定期的な検査の実施が望ましいです。

また、パートナーの方と一緒に検査し、お互いを守ることも大切なことといえるでしょう。

  HIV・エイズについて詳しくはこちら> 梅毒について詳しくはこちら>    

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