梅毒の症例紹介

梅毒(症状あり)
症例タイトル

症状の診察から梅毒の検査を行い、陽性が確定し治療した例

診断名梅毒
年齢50代
性別男性
症例概要

陰部に潰瘍のような症状が出たため当院を受診。
医師による診察後、ヘルペス抗原検査と梅毒の検査を行ったところ、ヘルペスは陰性・梅毒は陽性となった。
梅毒については精密(TP抗体・RPR)検査でも陽性値だったため、服薬による治療を開始した。

検査内容ヘルペス抗原検査
梅毒(即日+精密)検査
検査費用2項目で17,600円
治療内容ペニシリン系抗生物質またはテトラサイクリン系抗生物質
治療費用4週間分 22,000円
治癒検査梅毒(精密)検査
治癒検査費用8,800円

医師による解説

梅毒の初期と性器ヘルペスは似ていることがあり、2つの検査を行いました。
梅毒は行為から4週間経過しないと検査できないため、日数経過していない場合は、同時に検査せずに日を改めて4週間経過後に検査を行います。

副作用リスク

治療はペニシリン系やテトラサイクリン系の薬を用います。
ペニシリン系は発疹(薬疹)、蕁麻疹(じんましん)、かゆみ、発熱、下痢などがあり、
テトラサイクリン系は服用開始初期や高用量でめまい、ふらつきが出ることや光線過敏症があります。

梅毒(相手が梅毒陽性/初回検査陰性/1か月後再検査で陽性)
症例タイトル

相手が梅毒陽性となり、早い時期での検査は陰性だったが、日にちをあけて検査をしたところ陽性となった例

診断名梅毒
年齢20代
性別女性
症例概要

3週間前に性行為のあった相手から梅毒が陽性だったと連絡あり、検査をして陰性。
自覚症状はなかったが、検査時に医師からは時期が早いこともあり、行為から2ヶ月以上経過後に再検査を勧められていた。
時期を見て再検査を行ったところ陽性だったため治療を開始した。

検査内容梅毒(即日+精密)検査
検査費用8,800円
治療内容ペニシリン系抗生物質またはテトラサイクリン系抗生物質
治療費用4週間分 22,000円
治癒検査梅毒(精密)検査
治癒検査費用8,800円

医師による解説

梅毒の検査自体は行為から4週間経過していれば検査できますが、相手の方が明らかに梅毒の場合やご本人に症状がある場合は特に注意が必要です。
この例のように、行為から2ヶ月以上経過後に再検査を行うことで正確な結果が得られます。

医師からのアドバイス

梅毒は感染力が強く、キスでもうつります。
相手の方が梅毒の場合、行為3回に1回うつると言われていますので、注意が必要です。

※こちらの症例集は当院での典型的な症例を元に作成したものであり、特定の患者様の症例を掲載しているものではありません。

他の症例を見る

クリニック紹介

あおぞらクリニック 新橋院

東京都港区新橋2丁目16−1
ニュー新橋ビル3階 330(男性) 339(女性)

新橋院の診療日とアクセス>>>