尖圭コンジローマの治療について

新宿院院長の野口です。

陰部にトサカ状のイボができる尖圭コンジローマの治療について今回は説明いたします。

尖圭コンジローマは性行為で皮膚に感染するヒトパピローマウィルスによる病気です。ウィルスが感染した場合は通常自分の免疫でそのウィルスを倒すことができるため、症状がなければ治療の対象にはなりません。

しかし、免疫がうまく働かず、ウィルスが生着してしまった場合は、イボを形成し、放っておくとそれが大きくなったり、自分の他の皮膚に移ってしまい数が増えてきます。もちろん他の人へ性行為で移してしまう可能性もあります。

そのため、イボが出現している場合には治療をおすすめします。

尖圭コンジローマの治療は大きく三種類あります。

一つ目は、手術です。イボがある部分に局所麻酔薬を注射したのち、電気メスや炭酸ガスレーザーを用いて物理的に削っていきます。治りは早いですが、手術に準じるため当院では大きめのコンジローマの方におすすめしています。(当院では手術を行うことはできません)

二つ目は、液体窒素による冷凍凝固療法です。冷たい液体窒素でかさぶたにして徐々にいぼを小さくしていくやり方です。1〜2週に一回の頻度で通院して処置を継続していただきます。手術ほどではありませんが治りが早いのが特徴です。ただ、目に見えないウィルス単位で皮膚に感染している部位は処置を行うことができないため、そこから再発してしまう可能性があります。

三つ目は、イミキモドクリーム外用です。週に三回(1日おきに寝る前に塗布)外用し、その部分の免疫力を使ってウィルスを倒すやり方です。これはウィルス単位で皮膚に感染している部分にも効果があるため、コンジローマが再発しづらいです。しかし、クリームのみでは治るまでにかなり時間がかかります。

当院では、冷凍凝固療法とイミキモドクリーム外用を組み合わせることをおすすめしています。治りを早くしつつ、再発を防ぐという両方の利点を生かした治療です。

各治療法には注意点があり、その点も含め診察の際にお話させていただきますので、陰部にイボができた場合は、お気軽に当院にご相談ください。